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カナダのハロウィンは本気だった話

カナダに留学するということで、密かに楽しみにしていたことがあります。

それは、ハロウィンです。日本でも10月に入ると100円ショップなどにハロウィングッズが並び、お祭りムードで結構ワクワクするのですが、外国のハロウィンはどんな感じなんだろうと、とても気になっていました。

しかも、アメリカのお隣の国カナダですから、さぞかし派手にやるんだろうなと期待するしかありません。

まさにその通り、カナダのハロウィンは結構本気でした。

カナダの100均、Dollaramaの本気

カナダには、日本の100均に似たDollarama(ダララマ)という$1ショップがあります。実際には$1で売られている商品はほとんどないですが、他で買うより圧倒的な安さで物を買えるので、私もシェアハウスに移った際、必要なものはダララマで揃えました。

そんなダララマには、各シーズンごとのイベントに合ったグッズが豊富に売られています。

今回ダララマに行ってハロウィンコーナーの写真を撮ってきたのでみなさんにも紹介します。

飾り付け用の電飾や、置物、パーティー用の紙皿やコップなど。

蜘蛛がたくさんついた電飾。

骸骨の形をしたケーキ型。焼いてクリームなんか塗ったら骸骨感が消えてしまうのではないか?!

骸骨の形のチョコレートが作れるシリコン型

ハロウィン仕様のタンブラー。

骸骨型したガラス瓶。結構リアルですよね。

ハロウィンメイク用の化粧品やシールなどもあります。ここら辺は、日本の100均でも見たことがありますね。

仮装用のグッズなどもたくさん置いてありました。

現実的に考えてしまうと、1年に1回しかないイベントのためにタンブラーを買ったりお菓子の型を買ったりするのはなんだか勿体無いような気もしますが、だからこそ、お手頃価格のダララマで買い揃える人がいるということですね。

商品棚丸々1列、ハロウィングッズで埋め尽くされているのを見ると、それだけ人々からの需要が高いんだなと感じます。

人に配れる用の、小袋のお菓子の袋もありました。これに関しては、安さと量重視という感じであんまり健康的な見た目ではなかったです。

テーマパークかと思うくらいに飾り付けられた家

バスに乗って住宅街を通り過ぎる時、ものすごく本格的に飾り付けてられているお家をたまに見かけます。一般のお家とは思えないくらいのクオリティで、初めて見た時は本当にびっくりしました。

写真を撮って載せるわけにもいかないので絵を描いてみました。

絶妙に不足した画力のせいで、皆さんにこの迫力が伝えられているか不安なのですが、まさにこんな感じです。

3メートルくらいはありそうな骸骨のディスプレイや、2階の窓から庭まで吊るされた蜘蛛の巣、絵の具でも塗ったのかと思うくらい鮮やかなオレンジ色のかぼちゃで作られたジャックオーランタン、軒先に吊るされたお化けの人形。

それぞれの家ごとに違った華やかさがあって、住宅街を歩いているだけでもすごく楽しむことができました。

ハロウィンの行事の1つで、日本でも馴染み深いのがお菓子の交換ですよね。学生の時は大袋のお菓子を持って行って、友達とトリックオアトリートなんて言いながらお菓子を交換したのを覚えていますが、こちらでは主に、小学校低学年より小さい子たちが、親と近所のお家を訪ねてお菓子をもらいに行くというのが一般的みたいです。

そんな時に、どうぞお菓子をもらいにきてください、とウェルカムなお家が、上で描いたような飾り付けがされているお家なんです。なるほど!

至る所で見かけるオレンジ色のかぼちゃの出どころ

鮮やかなオレンジ色をしたかぼちゃは、ハロウィンの時期に大人気です。スーパーで売られているのを何度か見ましたが、かぼちゃを求める現地人がこぞって行く場所があります。

それが、Richmond にあるPumpkin Pach です。

広い土地一面に大きいかぼちゃがゴロゴロ転がっています。

この時期になると、このファームではパンプキンパッチというイベントを開催していて、入場料を支払えば、好きなかぼちゃを1人1個持って帰ることができます。

家族で来て、荷車に大きなかぼちゃを何個も乗せて運んでる人を何人も見ました。お家に帰ってみんなでジャックオーランタンを作るのかな。なんて想像しながら、せっかくなので私も持って帰りました。大きいのは流石に持って帰れないので小さいのにしました。

ファームではかぼちゃ畑に行くだけではなく、広場のような場所でバンドが演奏をしていたり、屋台が出たりしていてお祭りムードでとっても盛り上がっていました。

可能性は無限大!なジャックオーランタン

先日、Pumpkin After Darkというハロウィンのライトアップイベントに行ってきたのですが、繊細な技術で掘られたジャックオーランタンが見事だったので、皆さんにもお見せしたいと思います。

これ、ただライトアップされただけの電飾だと思っていたのですが、よく見ると全てかぼちゃを彫刻のように掘って絵のように見せているんです。

リアルタイムで作業している様子も見ることができました。

私なんてかぼちゃをただ2等分にするのでさえ難しいというのに…。1つの作品で何個ものかぼちゃを掘らなきゃいけないのですごく時間がかかりそうだし、体力も必要だろうな。作品数がとても多くて、これだけの数を仕上げるのにどのぐらいの時間がかかったのかとても気になりました。

やっぱり違うなと感じたハロウィン

何千年も前から人々に大切にされているこのハロウィンという日は、長い年月をかけて日本にも浸透してきたわけですが、そのルートを辿っていけば、国ごとにハロウィンに対する意識が違っていたり、お祝いの仕方も全然違っていて、とても面白いなと思いました。

この投稿を作成している間の裏話を少しすると、正直こんなに長々と書くつもりはありませんでした。本当はハロウィンが終わる前にアップロードしたかったのに…思い返せばどんどん書きたいことが出てきて、気づいたらこんなに長くなってしまいました。

秋の収穫をお祝いする日、ハロウィン 

仮装してお菓子をもらえる日、ハロウィン

カナダのハロウィンは、みんな全力で本気でした。



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