カナダに来て4-6ヶ月目の頃。ワーホリちょうど折り返し地点。
日本に帰りたい。
もう半年、まだ半年。語学学校に通って、たくさん友達を作って、毎日のように遊びまくっていた頃は、全てが新鮮で、日本が恋しいなんて1度も考えませんでした。
だって、人生約80年あるうちの、たった1年。
正直、1年留学したところで、ネイティブ並みに英語が話せるようになるかと言われたらそういうわけではないし、
中途半端なまま日本に帰って、なんとなく前の生活に戻り、英語も使わないまま思い出となって忘れていくなんて、そんなもったいないことあってたまるかと、そう思っていました。
半年。すっかりカナダでの生活に慣れてしまった私は、日々生活するのに必要な、最低限の英語を身につけました。
カフェで注文する時の英語、美容室でお客さんとカウンセリングする時の英語、ハウスオーナーとする簡単な朝の挨拶、スーパーの店員さんに、これはどこにありますかと尋ねる時の英語、パーティーで出会った同年代の子達と軽い自己紹介からの、バンクーバーにはどれくらいいるの?というお決まりの英語。
うーん。半年で英語が上達したというよりかは、各シチュエーションをうまく乗り切る攻略法を見つけた、という方が正しいような気がします。

ホームシックの始まり
ホームシックはじわじわやってきました。
なんとなく生活できてしまうレベルの英語だけ習得して、それ以上の変化がまるでない。
相変わらずネイティブの言ってることは理解できない。
サロンでお客さんともっと話したいのに、会話のレパートリーがなくて話を広げられない。
自分の成長が感じられなくて焦るのと、それでも結局毎日同じような日常を送っている自分に嫌気がさす。
今の生活に慣れてしまって、新しいことに挑戦するのが億劫になっていました。
そんな中、仕事でミスを連発してしまう日が何日も続いたんです。
カウンセリング不足、コミュニケーション不足、実力不足を痛感しました。
当たり前だけど、日本語だったらもっともっと良い接客できるのに、もっとお客さんと話して、お互いに納得いく施術ができるのに。そんなこと言ったってどうしようもないのに、そんなことばかり考えていました。
日本への想いがどんどん募ります。暇さえあればスマホで日本に関連する動画や投稿を未漁っていたし、毎週のように家族に電話して、1週間あったことを報告しました。
当然日本が恋しいわけですから、英語なんてもう見る気も聴く気も起きないわけです。
気づけば、あぁこれがホームシックなんだなと。

一番恋しいもの
誰かに、一番恋しいものは何?と聞かれたら、家族、友達の次に日本のファミレスと答えると思います。サイゼリアとか、ガストとか、ジョイフルとか。
日本食、とかそんなもんじゃないです。正直日本食なんて、探せばバンクーバーでいくらでも食べれますから。
それよりも、もっともっとローカルで、絶対バンクーバーにはないところ。
日本に住んでいる人はすごく恵まれていると思いました。ファミレスに行って1000円出せば、お味噌汁にご飯、おかずまでついてる定食だって食べれちゃうし、または、パスタにサラダ、ドリンクバーまで注文して、なんならお釣りが返ってくるんですから。
こっちでご飯を$10で済まそうとすると、コンビニのサンドイッチかピザを食べるしかありません。
気軽に行けて、リーズナブルで、それでいて、大満足な味。そんなファミレスが、猛烈に恋しいのです。
日本人の友達
留学前にみたSNSの投稿の一つに、留学中は日本人とつるまないほうがいい、というものがありました。英語を学びに来ているのに、日本人と日本語で会話しているとなると、勉強にならないからです。
確かにそれも一理ありますが、私は今回ホームシックになって日本人の友達の存在はとっても大きいなと感じました。
同じ日本という故郷を離れて、海外で頑張る仲間。これまで育ってきた環境が似ているため、恋しくなるものも似ているんです。ホームシックでどうにかなりそうな時は、友達とジャパニーズ居酒屋に行って、日本への溢れる想いを語り合いました。
気持ちを共有するだけで、とっても心が軽くなりました。こんな風に思うのは私だけじゃなかったと。

それでも時間は過ぎる
どんなにホームシックになって、日本に帰りたくても絶対に1年は全うするという謎の意地があります。
誰かに熱く語れるほどの大きな夢もなく、ただひたすら海外への憧れだけを持って来たので、ここで1年も経たずに帰るのは、最終的になんにも成し遂げていないような気がして悔しいのです。
どんなに気持ちが沈んでいようが、次の日はやってくるし、仕事には行くし、友達とも遊ぶし、時間は淡々と過ぎていきました。
今、前ほどの猛烈なホームシックはありません。
気持ちを持ち治せた秘訣みたいなのも特にありません。ただ、時間が解決してくれました。
残りの日々も多分そうやって、日本への恋しさと付き合いながら、全てのことが経験として自分を強くすると信じて、乗り越えて行こうと思います。
バンクーバー最高hahaha

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