DAY4
サンクスギビングデー?パイ食べなきゃ
時間が過ぎるのはあっという間で、ついに4日目を迎えました。
本日は11月28日、そうです。ここアメリカではサンクスギビングデーと言われる祝日です。日本で言うお盆のような、家族親戚同士が集まって一緒に休日を過ごす日です。
なのに、あいにくの雨。祝日でお店は大体閉まっているので、どこかに行きたくてもまずは営業しているかを調べてから行かなくてはなりません。そんな中、私たちは今日も営業しているケーキ屋さんを訪れました。
ゴシップガールを見て知ったのですが、アメリカの人たちはサンクスギビングデーにどうやらパイを食べるみたいです。
『NY Bakery and Desserts』

(1人サイズのアップルパイがあってよかった。)
甘すぎず、食べやすいアップルパイでした。アメリカの文化に溶け込んで、一緒に祝日をお祝いしてる気分になったのでとっても楽しかったです。

(次の予定まで時間があったので、M&Msに寄ってみました。2階建ての大きなショップ)

Nittis Italian Restaurant
(NYではイタリアンが美味しいというので食べにいってみた。美味しかった。)
『Empire State Building』無念の展望台
時刻は3時、エンパイアステイトビルに向かいます。
雨でしたが、私たち以外にもたくさんのお客さんがいました。入り口でチケットを見せて、中に入ります。
展望階に上がるまでの間には、このビルが出来上がるまでの過程が展示されているエリアもあり、今と昔の街並みの変化なども知ることができました。
さあ、お待ちかねの展望台です。エレベーターを2台乗り継いで、86階まで上がります。

何も見えない。
決して、無地の画像を貼り付けたわけではなくて、これが本日の上から見下ろしたNY City Viewとなっておりました。
無念すぎる。
天候は雨、嫌な予感はしていたけど、予約していたため日程の変更はできず…。
だがしかし、ここまでも雲で隠れて見えないとは…。おまけに激寒、雨、もう帰ろう。滞在時間5分もありません。
まあ、こういう時もあるよね、そう2人で言い聞かせて、虚しくも展望台を後にしたのでした。
(エンパイアビルのお土産屋さんは可愛いグッズがたくさんおいてありました。私は何も買いませんでしたが、展望台が残念でもお土産屋さんは楽しめたのでよかったです。)
『Joe’s Pizza』有名なピザ屋さん

NYで有名なピザ屋さんは?と言われたら、このお店はマストで上がるくらいの人気あるお店に来ました。
日本では、ピザは大勢で囲んで食べるような特別な食べ物のイメージがありますが、アメリカでは手軽に食べれる身近な食べ物で、日本でいうおにぎりのような存在だそうです。
確かに街を歩いていると、紙のプレートに乗った1切れのピザにかぶりつきながら歩いてる人もしばしば見かけました。


ピザは5種類ほど(ペパロニ、チーズ、モッツァレラ、あとは忘れた…)ありました。
私は、ペパロニとモッツァレラを頼みました。1枚がとっても大きいです。テイクアウトしてホテルで食べました。生地は薄めでしたが、その分食べやすく、もちもちしててすごく美味しかったです。1スライス約$5で頼めるので、良心的でとっても気に入りました。

今日も本当にたくさん歩いて疲れました。明日はついに最終日、夜のうちに荷物の整理をしておいてゆっくり休もうと思います。
DAY5
最終日、18時のフライトに合わせて残りの時間を有意義に使って観光していこうと思います。
『Liberty Bagels』ベーグルとの再会
3日目に食べたベーグルをまた食べようと言うことで、ホテルの近くにも店舗があったので行ってみました。

(中身が一つも見えなくてすみません…)
今回私が頼んだのは、ハラペーニョベーグルにスモークサーモンとネギのクリームチーズをサンドしたものです。本当はハラペーニョチーズベーグルと注文したのに、普通のハラペーニョで出てきた…。まあいいか。
クリームチーズは本当にたくさんの種類があって、なんのベーグルと組み合わせたら美味しいのができるかなと、着せ替えゲームが好きだった少女心を蘇らせてくれます。
ベーグルは、流石ハラペーニョだけあって辛かったんですが、あとを引く辛さではないので辛いものが苦手な私でも美味しくいただくことができました。(プルダック麺の辛いソースは3分の1しか入れない程度の舌)
これを見ないと帰れないもの、なぁ〜んだ!
『Statue of Liberty』
さて、今日のお目当てはなんといっても『自由の女神』です。NYに来て自由の女神を見ずに帰るなんて、そんなことはできません。
またもやNYパスで、自由の女神を観光できるフェリーを予約しておいたので、時間になったら港まで行って、チケットを発券していざ乗船です。

(昨日の土砂降りと打って変わって、快晴)
船は、屋外と室内がある小型のフェリーで、私たちは、外に座りました。
正直、船酔いするかと思った…。ベーグルを食べてお腹いっぱいの中、小回りのきくパワフルな船で、幾度となく来る波をゆらゆら上下左右…。
これは気持ちに飲み込まれてしまうともうダメだと思ったので、顔だけでも笑顔を作って、引き攣りながらも口角を無理やり上げて、私は大丈夫、楽しい、幸せ、と心の中で唱えていました。
幸い、波が激しかったのも最初の方だけで、海の中の方に入ってくると落ち着いてきたので平常心を取り戻すことができました。

ブルックリン橋×快晴、非常に映える組み合わせです。
自由の女神に行くまでの間に何箇所か写真スポットを紹介してくれて、海の上からNYの街を観察することができました。
2~30分は揺られて、ついに自由の女神に到着!

ついにご対面!
(正直な感想、案外しれっと立っていた。)
島に降りて、間近で見るともう少し迫力があるんだと思います。ただ、写真を撮るには、船の上から引きで撮ったほうが全体像が写るのでいいかなと言う感じ。
何枚か自由の女神との2ショットを撮りましたが、なんせ風が強いもんで、髪の毛が荒れに荒れて悲惨な写真になりました。自由の女神単体で良い写真が撮りたければ船がいいですが、2ショットはもれなく、どこにもアップロードできずお蔵入りになることでしょう…。
全部で1時間ほどのクルーズでした。10時に乗船して、帰ってきたのが11時。船の上は寒いので、行きだけ屋外で景色を楽しんで、帰りは室内に戻ってくるのがベストでした。
『DUMBO』橋の向こう側
フェリー乗り場のすぐ近くに、橋の向こう側に行けるシーバスの乗り場もあったので、橋を越えてブルックリンの方に向かってみます。

建物の間から見えるブルックリン橋がとっても素敵です。
DUMBOと呼ばれる有名なフォトスポットで、この写真を撮ろうとたくさんの観光客が訪れていました。私たちも負けじとパシャリ。
ついでに、ブルックリンも散策してみます。
赤茶色のレンガの建物で統一されているこの空間は、どこを切り取ってもおしゃれな写真になります。
マンハッタンの喧騒とした雰囲気とはまた違って、静かでのんびりとした穏やかな空気感に包まれていました。
自由の女神も見て、撮りたい写真も撮って、時刻は12時頃。この後の予定は、ホテルに預けてある荷物を取って、空港に向かわなければいけません。フライトは18時なので2~3時間前に空港についてるとしたら14時くらいにホテルを出れば良さそうです。まだあと1時間半ほどは自由に使える時間があるので、ブルックリンをもう少し散策してみることにしました。
このあとはただひたすらショッピングしたので特に写真はないですが、Macy’sと言うデパートに行って、ブラックフライデーでセールされている洋服を見てまわりました。
Levi’s のジャケットが可愛くて、そしてセール価格でお手頃だったのですが、結局買わなかった…。なにか買うぞ!と意気込んできた時だけ、謎に考えすぎて結局買えない人です。
色々見て回って、良い時間になったので、地下鉄に乗ってホテルに戻り、荷物を受け取って、また地下鉄で空港まで向かいます。
濃密な5日間でした。濃密すぎて、初日の記憶が1週間前くらいな感覚です。
今回の旅の移動手段
今回のNY旅では、Uberを1度も使いませんでした。全て地下鉄か歩きです。NYの地下鉄は危ない人が多いと聞いたことがあって、来るまでとても不安でしたが全然そんなことなかったです。
通勤、通学などでたくさんの人が利用していますし、中心部に行けば私たちのような観光客も当然のように地下鉄を利用していました。
前にLAに行った時は、至る所になんだか危ないような気がするエリアが散らばっていて、土地勘のない私たちは10分の距離も途中でやばい道があるんじゃないかと不安で常にUberで移動していました。
マンハッタンはどこを歩いても常に綺麗で、整備されていますし、汚い道はほとんどなく、ホームレスもLAに比べたらほんとに少ない印象でした。(なんならバンクーバーのグランビル駅周辺の方が格段に多い)
地下鉄の駅も至る所にありますし、どこに行くにも便利で、女子2人旅でも非常に観光しやすい場所でした。
NY物価の攻略
物価はやっぱり非常に高いです。ある程度は、アメリカだししょうがない…と目をつぶらないと行けない場面も出てきますが、抑えられるところはしっかり抑えることで十分予算をコントロールできるかなと思います。
まずは、交通費。今回の旅では先ほども話した通り、Uberを1度も使いませんでした。空港から中心部に出ていくのでさえも地下鉄を乗り継いで$8で済みました。これがUberになると時間帯にもよりますがUS$100ほどします。所要時間としては、地下鉄を利用すると1時間、Uberを使ったとしても1時間です。同じくらい時間がかかって、これだけ金額の差があるなら圧倒的に安い方を取ります。
NYは交通網が発達していて至る所に駅がありますので、わざわざ交通量の多いNYの街を車で移動するよりも、地下鉄で行ったほうが速いじゃん、なんてこともしばしばです。
とは言いつつ、地下鉄のお金が決して激安なわけではなく、今回5日間で地下鉄をメインに使用して、メトロカードへの総チャージ額は約$100ほど。(途中でチャージ済みのメトロカードをどっかに落として作り直したのでもっと安いはず)
来る前は、もちろんUberを頻繁に使うだろうと予想して交通費を$400ほどと仮定していたので、それに比べたらだいぶお安く済ますことができました。
私たちは今回マンハッタンという中心地をメインに観光しましたが、もちろん郊外に出て観光する場合は、場所によってはUberの力を借りないと行けない場面も出てくると思います。安全に観光するのがあくまでも大前提なので、状況を見極めつつ、うまく地下鉄と使い分けるのが良いかなと思います。
食費
今回の私たちは、正直食というよりはひたすら観光という感じだったので、毎食どこか調べて有名な場所に食べに行くということはしませんでした。疲れて帰ってきた時は、ホテルの近くのCHIPOTLEでテイクアウトしましたし、WHOLE FOODS MARKETのホットバイキングで済ませる時もありました。
基本的には、1日2食で済ませたという感じです。
朝は10時からスタートなので、ほぼブランチとしてボリューミーなベーグルやケーキを食べる。お昼はまだお腹が空かないのでそのままスキップして、5時くらいに空腹の限界になってくるので、夜ご飯を食べに行くという感じでした。1食が結構ボリューミーなので腹持ちが良くて、3食食べないとお腹空いてダメ、なんてことはなかったです。
朝は大体1食$20ほど、夜や昼にしっかり食べる場合は、$20~40くらいで済ませました。
ステーキなんかを食べに行けばもう少し高くつくとは思いますが、毎食食べに行くわけではないので、時にお手頃価格のピザで一食済ませて、時に少し贅沢する、という風にやりくりすれば、案外食費も抑えれたりすると思います。
最後に
帰りの飛行機では、旅行中に撮った写真を振り返りながら、次またいつ来ようかと考えていました。
もう1度ミュージカルを見たいし、今回行けなかったところもまわりたいし、とにかく、私がカナダにいる間にあと1回は絶対に行こうと心に誓いました。
やっぱりたくさんの人に憧れられる都市なだけあって、何がとは言えないですが、圧倒される空気感がありました。ここで働いている人たちはみんなかっこよく見えます。
私もNYで生活してみたいな〜。(でも1ヶ月で十分かも)
今回のブログはNYの記事だけで4本に及ぶ超大作になりました。(途中でめんどくさすぎて、もうすっぽかそうかと思った。)ただ、この旅行は私の中でとっても良い影響を与えてくれた旅だったので、いつか人生で行き詰まった時に見返せるよう、記録として残しておきたかったんです。
日本からNYは距離も時差もありますし、なかなかまとまったお金と時間がないと旅行しにくい都市だと思います。ただ、1度行ってしまえばその魅力に誰もが圧倒されるはず、また行きたいと思うはず。
私はまた絶対行きます。行ける時に、行く!!
NY記事、これにて完。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

コメントを残す